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不動産売却コラムCOLUMN

離婚の際に土地や建物はどうするの?名義変更の流れを解説

離婚は、ただ心情的に大きな変化をもたらすだけでなく、財産分割や土地の名義変更といった複雑な手続きを必要とします。
特に土地の名義変更は、多くの人にとって難解で、見過ごされがちな部分です。
この記事では、離婚後の土地名義変更の必要性とそのリスク、そして手続きの流れについて解説します。

 

離婚時に不動産の名義を変更しないことのリスクって?

離婚時の不動産、特に土地の名義変更を怠ることによるリスクは意外と大きいものがあります。

 

1:所有権の確保ができない問題

例えば、元夫がローンを完済しても、土地の名義が元妻になっている場合、所有権を主張することが難しくなります。
この状況は、ローン完済後にもかかわらず、実質的な土地の所有者になれないというリスクをはらんでいます。

 

2:勝手な売却リスク

名義変更を怠っていると、元配偶者が勝手に土地を売却する可能性があります。
名義が変更されていない場合、法的には元配偶者が所有者であるため、その意向一つで土地を売却できるのです。

 

3:所有権喪失のリスク

もし名義人がローンを支払えなくなった場合、土地は競売にかけられる可能性があります。
この場合、名義変更をしていなければ、元配偶者の負債によって土地を失うリスクが生じます。

 

 

土地や建物の名義変更の手順

離婚による土地名義変更は複数の手順を踏む必要があります。

 

1:必要書類の準備

名義変更には、登記申請書、不動産の権利証または登記識別情報、離婚協議書や財産分与契約書など多くの書類が必要です。
これらの書類は、適切に準備し、漏れなく集める必要があります。

 

2:登記申請書の作成

法務局から提供される登記申請書に必要事項を記入し、作成します。
この申請書には、土地の情報や変更後の名義人に関する情報を詳細に記載する必要があります。

 

3:法務局での申請

すべての書類を整えたら、土地の所在地を管轄する法務局へ提出します。
この際、申請費用の支払いが必要になることがあります。

 

4:登記終了と識別情報の受領

手続きが完了すると、法務局から登記識別情報通知が交付されます。
この通知は、土地の正式な所有者であることを証明する重要な書類です。

 

まとめ

離婚による土地の名義変更は、適切な手続きを踏むことでさまざまなリスクを回避できます。
所有権を確実に移行し、勝手な売却や所有権喪失のリスクを避けるためにも、手続きの重要性を理解し、慎重に進めることが必要です。
土地の名義変更は、新しい人生をスタートする上での大切なステップの一つです。

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